1982年、第17回赤塚賞佳作(『美女は肉料理がお得意』)を経て翌年1983年から「週刊少年ジャンプ」で連載された『シェイプアップ乱』で漫画家生活のスタートを切る。下ネタを含んだ過激なギャグが売り物だったが情感豊かな人間ドラマをたくみに組み合わせた話もあり、のちのストーリーテラーとしての片鱗を見せている。
2作の連載をはさんで1988年から連載された『ジャングルの王者ターちゃん
その後「スーパージャンプ」に完全移籍し、1997年から2004年にかけて『狂四郎2030』を連載する。従来の持ち味のほかに人間の尊厳に入り込んだ内容に評判が集まった。
作品中でみられる過激なギャグとは対照的に、知性的で穏やかな人柄ではあるが、漫画業界の不条理な状況については時折、辛口なコメントを寄せるなど硬派な一面を併せ持っている。カレンダーの裏にサインを書かされた際も、眉間に皺をよせながらもこころよく書いてあげたこともある。
趣味は少林寺拳法、モデルガン、ボディビル評論、音楽鑑賞などである。これらの趣味は作品の中にも活かされている。少林寺拳法は学生時代に部に所属、有段者。柔法は身体が硬いのでよく効いたとのこと。
『シティーハンター』と共に、勃起のことを指す「もっこり」という言葉を定着させたことでも知られる。このもっこりを最初に使用したのは『シェイプアップ乱』であり、『シティーハンター』よりも先である。
青年誌作家でありながら、その作風ゆえか楳図かずおに「徳弘さん頑張って」と激励されたこともあるという。
作品自体もさることながら、話の間に書かれている自虐的回顧録も侮れない面白さがある。これを見たいがために再び買い集める人もいる。
好きな歌手には鬼束ちひろをあげていて、『昭和不老不死伝説 バンパイア』の4巻の作者コメントで復活して欲しいと訴えていた。
シェイプアップ乱
ターヘルアナ富子
ふんどし刑事ケンちゃんとチャコちゃん
ジャングルの王者ターちゃん
新ジャングルの王者ターちゃん
水のともだちカッパーマン
Wrestling with もも子
狂四郎2030
昭和不老不死伝説 バンパイア
近未来不老不死伝説バンパイア
ふぐマン
